オランダのクリスマスイベント
こんにちは。アムステルダムはもうガッツリ冬モードですね。❄️気温が1度とか3度とかもう寒すぎて生きた心地がしないです…💦
ところで最近バタバタしていて、今回1ヶ月以上ぶりにブログを更新します✨(まぁほぼ独り言みたいなブログですが笑)
先週末アムステルダムではシンタクラースがやってきました!
シンタクラースはオランダ版サンタみたいなもので、サンタみたいな出で立ちのお爺さんがスペインから船でやって来て、ズワルトピートという顔の黒いピエロのようなお供を連れて子供たちにお菓子やプレゼントを持ってくる、というイベントです。
シンタクラースが来るまで、オランダではテレビで今どのあたりにシンタクラースがいるかを放送し、子供たちはそれを見て到着を心待ちにするそうです。😊子供たちの夢を壊さないためにそこまでするのがすごい…笑
なので小学生未満の子供たちはシンタクラースを信じているそうで、パレードでは皆パパの肩車でノリノリ⬇︎🎵
ズワルトピートは袋からお菓子を出してパレードにいる子供たちに配ったり、踊って盛り上げたりしています。地面はそこら中お菓子の屑だらけ。笑
ちなみにこのズワルトピート、ボランティアなんだとか。主人の同僚に過去に参加した人がいました。中には屋根に登ってる演出も。 すげえー。笑⬇︎
ちなみに(2回目)ズワルトピートの顔が黒いことについて、数年前から人種差別だと問題が起きており、アムス含めオランダの各地で反デモが起きていたそうです。中には反ズワルトピートと(何故か)フーリガンとの衝突など過激なものもあったようです。しかし、パレードの2日前の11/15にこの反ズワルトピート団体は人種差別裁判で敗訴したとか。💦
こういうことがあったためか、かつては顔を真っ黒に塗っていたはずのズワトルピートは、先日のパレードではちょっと顔に茶色の塗料を塗った程度になっていました。⬇︎
このズワルトピート問題もそうですがヨーロッパや北米あたりって、反対とか言ってる割には人種差別っポイ事ががナチュラルに存在してるよな〜と思います。💦
黒人差別は問題になりやすいので人々の認識の中にタブー感が強めにありますが、アジア人差別なんてナチュラルすぎてこっちもその時は気付かないくらいな気がします。笑 あと黒人の中にもアジア人見下してる人結構いるなと思いますし。
オランダではまだ嫌な思いをしたことがないので良い国だな〜とは思いますが、この先長く住んでいくと嫌な事を経験する時もくるのかなぁ…?とやや憂鬱な気も。💦
そんな感じで、色々考えさせられたシンタクラースパレードでした。